導入事例

不審者情報等の安全情報から不登校支援・英語授業案内まで。市民の安全と子どもたちの学びを支える情報発信

※こちらの内容は取材時2025年10月のものです。

米原市教育委員会事務局 学校教育課
ご担当者 様

滋賀県米原市教育委員会では、2024年度からtetoru(テトル)の「自治体連絡機能」を活用し、教育委員会から保護者へ直接お知らせを届ける仕組みを運用しています。イベント案内や放課後児童クラブの申込、災害時や臨時休校に関する安全情報など、月平均10件前後の連絡をデジタルで配信。学校の負担を減らしながら、保護者に安心して情報を受け取ってもらえる体制づくりを進めています。

保護者が本当に役立つ情報を、確実に。安全情報もリアルタイムで届ける仕組み

ーーQ:tetoru導入を検討したきっかけを教えてください。

「教育委員会として保護者へ直接情報を届けられる手段を整えられないか」と考えたのが始まりでした。

導入前は、地域イベントや教育相談、協力依頼など、さまざまな団体から「学校を通してチラシを配ってほしい」という依頼が絶えず寄せられていました。
「教育委員会が紙を受け取り、各学校へ仕分けして配布を依頼する」そして「各学校で教職員が子どもたちに配布する」その過程だけで相当な時間を要していました。「デジタル化で紙配布を減らし、教職員の事務作業の負担を少しでも軽減して、子どもと向き合う時間を確保したい」その思いが導入の原点となりました。もともと各学校でtetoruを教職員と保護者間の連絡で導入していたため、保護者も操作に慣れており、「教育委員会からの発信も同じ仕組みで統一できると便利だろう」という判断でtetoru「自治体連絡機能」の導入に至りました。

ーーQ:実際にどのような情報を配信していますか。

市や関係機関から寄せられる依頼をもとに、月10件ほど情報を発信しています。
発信の中心は、スポーツイベントの案内、放課後児童クラブの申込、不登校支援等の教育相談会、地域アンケートなどです。依頼があったものをすべて送るのではなく、公共性や教育的な意義を意識して内容を精査し「児童生徒や保護者にとって本当に役立つ情報を確実に届ける」ことを最優先に発信しています。

 
▽実際の配布チラシ

ーーQ:実際の運用方法を教えてください。

配信作業は学校教育課で一元管理しています。配信頻度が多くなると保護者の混乱を招く可能性があるため、各部署から届く依頼は内容を確認後できるだけまとめ、月に2回ペースで配信しています。また、「PDFタイトルに『対象学年』『内容』『主催者』を明記」し、分かりやすく整理しています。見やすさと受け取りやすさを意識した配信設計が、現場からも「分かりやすくなった」と好評です。不審者情報・災害情報などの安全情報から英語の学習動画の案内まで、確実に保護者に伝えるための仕組みが整いつつあります。

ーーQ:緊急時の情報発信にも活用しているんですね。

はい。特に安全情報で活用する場面が増えています。2025年夏市内で強盗未遂事件が報道された際には、朝にニュースを確認した職員が「これはすぐ周知した方がいい」と判断しその日のうちに全保護者へ注意喚起を配信しました。また、熊の出没情報、非常変災時における非常措置についてのお知らせ、長期休業中の注意事項なども発信しています。以前は学校ごとにメール配信の判断をしていましたが、現在は教育委員会が統一した文面をtetoru「自治体連絡」で送る体制に変更しました。
全市的に同一情報を同じタイミングで共有できるようになり、現場の混乱防止と迅速な対応につながっています。

紙配布の手間をなくし、大切な情報を保護者全員に同じタイミングで届けられるようになりました。

ーーQ:紙配布が中心だった頃と比べて、どのような変化がありましたか。

まず大きいのは、配布作業そのものがなくなったことです。
教職員が家庭数分のチラシを児童生徒を介して配っていた手間が完全になくなりました。「学校からのお知らせ」を印刷するコストも削減され、消耗品交換の頻度が減りました。具体的な金額までの計測はしていませんが、「紙の束を扱う」作業がなくなった効果は非常に大きいと感じています。
また、以前は児童生徒が「机の奥に入れたまま忘れる」「保護者に渡せていなかった」ということも少なくありませんでしたが、今は配信すれば確実に保護者に届きます。見るかどうかは保護者側の判断ですが、「確実に届く」という安心感が、学校現場のストレス軽減につながっています。保護者のtetoru利用もスムーズに進み、大切な情報を保護者全員に同じタイミングで届けられるようになりました。

ーーQ:保護者や教職員の反応はいかがですか。

教職員からは「紙配布の手間がなくなって助かった」「間違いなく届くようになって安心」といった声が多く聞かれます。保護者からも「紙をもらうよりスマホで確認できて便利」「見逃しが減った」という声が届いています。もともと学校の欠席連絡などで利用されていたこともあり、導入後の定着も早く、市内の登録率は99%を超えました。教育委員会からの連絡にも抵抗は少なく、「tetoruで届く情報=市の公式案内」として自然に定着しています。

今後も、市民の安全と子どもたちの学びを支える情報発信の基盤としてtetoruを活用していきたいと考えています。

ーーQ:そのほか、どのような場面で活用されていますか。

最近では、米原市が力を入れている英語教育でも活用しています。市内小中学校において活躍している外国人指導助手により作成された学習動画(英語番組)を、伊吹山テレビならびにyoutube配信にて放映していることや、そのURLをtetoru「自治体連絡」で案内しています。
tetoru「自治体連絡」を活用することで、保護者がスマートフォンから気軽に学習動画を確認できるようになりました。取組の成果を継続的に伝えられるようになり、「教育活動を保護者と共有する仕組み」として新たな広がりを見せています。

▽実際の学習動画(英語番組)配信画面

ーーQ:tetoru導入を経て感じる効果を一言で言うと?

「確実に届くようになった」。この一言に尽きます。
tetoruの利用によって、単に紙を減らすという目的ではなく、
「大切な情報を保護者全員に同じタイミングで確実に届ける」仕組みを整えることができました。教育委員会では今後も、市民の安全と子どもたちの学びを支える情報発信の基盤としてtetoruを活用していく予定です。

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