これからもtetoruの利便性を共有し働き方改革やペーパーレスの推進に寄与していきたいと考えています。
保護者連絡のデジタル化については、各学校の教頭先生や学校事務職員が率先して推進しています。学校事務職員の情報共有を目的とした「学校事務職員の共有会」や、教頭先生と学校事務職員が共同で情報交換する「合同共有会」などがあり、例えば、「うちの学校ではtetoruをこう使っています。とても便利ですよ」といった情報交換が教頭先生同士で行われ、口コミでtetoruの利用が拡がる事例もあります。
紙よりもデジタルの方が便利であることは理解しているものの、変革を進めるのは容易ではない学校もありますが、校長会や教頭会でtetoruの利便性が口コミで広がることで、「そんなに便利なら検討してみようかな」と考える学校も増えています。また、校長会では数値的な根拠に基づいたプレゼンテーションも行っています。
▼実際の校長会での説明資料(一部抜粋)※特別に共有いただきました。
(ご協力いただき誠にありがとうございます。)
準備中の学校もありますが四万十市内全校で導入されています。学校だよりや学級通信、給食だよりや案内文書を送ったり、部活やスクールバスの連絡にも活用されています。
通信等の配布にtetoruを活用することで、学校としては、紙やインクの節約、印刷や配布する手間の削減ができます。保護者としては、見抜かったりすることがなく紛失の心配がありません。行事案内については日程等をいつでも見返すことができます。その他にも、通信がすぐに読める。カラーで見やすいという意見もいただいています。
tetoruにフォームのURLをつけることで、アンケートの依頼もできます。学校にとっては、印刷や配布の手間がなくなり、集計の効率化が進みます。
保護者にとってはスマホなどでいつでも回答が可能で、紙に書いたものを提出するということも不要になります。
5月の実績から、児童数400名の学校でペーパーレスを進めた金額を出してみました。
全校への配信と学級への配信が合計9,800枚とすると、1か月で約29,400円のコストが浮いたことになります。このように、どこの学校でも、配当予算の大部分が用紙や印刷関係の経費に使われています。
このお金が環境整備や業務改善できる備品購入に変わると豊かな学校生活が広がってきそうです。
tetoruの活用事例として、欠席連絡の活用も効果的で、多くの学校で活用されています。学校としては、毎朝 電話対応に追われることが無くなります。またタブレットで欠席状況や欠席理由を確認することができるので、教室で欠席者の確認ができ、とても便利です。
また保護者としては、時間を気にせずに連絡できるとか、学校への連絡が簡単になり、連絡し忘れることが無くなったと喜んでもらっています。
欠席連絡の活用を「時間」に計算してみました。
欠席や遅刻や早退の連絡として、多い学校は1か月に173件の欠席連絡を受けています。欠席の電話で容体を確認したりすることで約2分費やすと見込んで計算すると、約5.7時間の時間が浮いたことになります。また、学校の日常の中で、タブレットが活用されることは校務のICT化として進めたい部分でもあります。
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このように四万十市学校事務支援室では、これからもtetoruの利便性を共有し、実際に活用してもらうことで、働き方改革やペーパーレスの推進に寄与していきたいと考えております。