導入事例

放課後児童クラブのDXを推進
連絡帳のやりとりをデジタル化し保護者とのコミュニケーションをより便利に

※こちらの内容は取材時2023年10月のものです。

加東市教育委員会
こども教育課
ご担当者様

加東市教育委員会こども教育課は、保護者と学校間のコミュニケーションを円滑にし、先生の業務負担を減らすため、「tetoru(テトル)」を兵庫県加東市内の放課後児童クラブに導入しました。これにより、従来の電話や連絡帳などで行われていたコミュニケーションがデジタル化され、放課後児童クラブ職員からの連絡配信や保護者からの欠席連絡をオンラインでスムーズに行うことができるようになります。



放課後児童クラブで、
保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」 のサービス提供を開始

厚生労働省は職員の業務負担軽減と学童保育の質の維持・向上の両立を図るためにICT化を推進しており、Classiはテクノロジー活用の観点から学校と学童保育、保護者の三者が協働で子どもの安全を見守る体制づくりに貢献するべく、tetoruの開発と導入案内を進めてまいりました。
社会の変化に伴い共働き家庭が増加する中、学童保育の必要性は年々高まっていることにしたがって、この重要な社会インフラストラクチャに対する需要は、年々増加の一途を辿っており、利用希望者数が収容定員を上回る現象が発生し、現在、全国で約1万7000人の待機児童が発生している状況です。
待機児童発生の主要な背景として、職員の人員不足があげられます。放課後の子どもたちの安全を確保し、充実した活動を提供するためには、職員の確保が不可欠ですが、2019年に職員の配置基準が緩和されたとはいえ、人手不足の問題は未だに解決に至っておらず、職員は限られたリソースで運営を行わざるを得ない状況が続いています。

<加東市教育員会 こども未来部こども教育課よりコメント>


市内の放課後児童クラブでは、これまで子どもたちの欠席連絡に紙の連絡帳が使用されていましたが、その出欠状況を学校側でも把握するにあたり、担任の先生方が手作業で集計していたため、業務の負担になっていました。
この問題に対処するため、加東市内の学校で既に導入されていた「tetoru」を学童保育にも適用しました。このシステムを活用することで、欠席している児童を一目で確認できるようになり、現場の先生や職員の負担が大幅に軽減されました。
さらに、保護者にとっても手書きの連絡が不要になり、また、放課後児童クラブからの通知をアプリを通じて直接受け取ることができるようになったため、利便性が向上しました。このシステムは今後も引き続き積極的に活用していきたいです。

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